受講生のOさんから、
「どちらかを切り捨てるなんて、とてもできないけれど、どうしてもどちらかを選ばなければいけない状況」で
具体的な質問をするとしたらどんなものがありますか?
といったご質問をいただきました。
以下Oさんに許可をいただきましたので、メールでのやりとりをシェアします。
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Oさん
講座、一通り最後まで行きました。ワークなど体感を伴って感じられ、思わず頷いて納得してしまう内容でした。ただ、まだまだ自分の中に落とし込めていない状態です。質問があります。
日常生活でどちらにしようかと迷う場面がよくあります。
性格が優柔不断、自分軸がしっかりしていないのだと思いますが、自分にどのような質問をしたらいいのでしょうか?
はじめの方の動画で「本当の自分なら引き受ける?」という質問をするとありましたが、
本当の自分–>創造主の視座と考えても、まだそのこと自体はっきりと掴んでいないので、答えを引き出すことができません。
もう少し具体的な質問をするとしたら、どんなものがありますか?
(Oさんの状況説明…二者択一、どちらたひとつなんて選べないような状況)
悩ましい状況ですね。
- 本当の自分ならどうしたい?
- 100%目醒めた意識ならどうするだろう?
といった質問は良いと思います。
僕は結構好きで使っています。
この質問を使うには、「本当の自分・創造主の視座に一度上がる経験」をしておくと、いいかもしれないですね。
他の質問としては
- 今、どんな意識でいるかな?
- どうやって悩んでいるのかな?
- 10年後、20年後の自分からこの現象(悩んでいる自分)を見たらどう思うかな?
- ◯◯さんなら、どう考えるだろう?(◯◯さん=この状況を上手に判断しそうな人、歴史上の人物や高次元の存在もOK)
と言った感じで、
悩むことができる意識状態(次元)から抜けられるように質問してみてください。
さらに、意識が上がったうえで、「どうしたいかな?」などと聞いていきます。
Oさん
悩むことができる次元から抜けるんですね!?
創造主の視座に上がるのはとても不可能に思えますが、今、どんな意識でいるか、どうやって悩んでいるか、10年後の自分から見たら、ほかの人から見たら、という質問はできそうな気がします。やってみます!
とりあえず、ありがとうございました。
おっしゃる通りです。
悩むことが「できる」次元(意識・フレーム)から抜けます。
どんな質問が良いかOさんの感覚が一番ですので、
実際そのように意識していただけて嬉しいです。
Oさん
悩むことが「できる」次元、と思うだけで、意識が変わりますね。
顕在意識では、悩んだり迷ったりしないでさっと決断したいと思っているつもりでした。高次元の自分は悩むレベルにはいないから、そこまで意識が上がって行けばいいんですね。私にはできそうもない、という思いグセがすぐ首をもたげてきますが ^^);
どういう風にして迷うに至ったかを自分に質問すると、義務感とかが浮き上がってきて、心の中が明確になってきました。この質問方法は効き目抜群です。ありがとうございました。
「悩むことが『できる』次元」を観察(認識)する意識は、少なくともその次元からは抜けています。
Oさんが望まむほどの高次元まではいかないかもしれないですが、「抜けている」こと自体は評価いただければ幸いです。
「どういう風にして・・・に至ったか?」をうまく使いこなしていただいています。
シェアいただき嬉しいです。
